2009年12月16日

臓器まで透ける金魚



人の病気研究用、三重大など作製
体内の臓器や筋肉が透けて見える金魚を作製することに三重大の田丸浩准教授、名古屋大の秋山真一特任助教らが成功した。同時に開発した金魚の遺伝子組み換え技術と合わせれば、人の病気を金魚で再現して発症のしくみを解明したり、特定のたんぱく質を光らせて、体内での働きを調べたりできる。横浜市で12日まで開かれていた日本分子生物学会で発表した。

 田丸さんらは、研究用に広く普及するインド原産のゼブラフィッシュを実験に使っていたが、生後半年でも体長が2~3センチと小さく、血液の成分やたんぱく質の性質を調べるには、不十分な量しか確保できなかった。

 金魚が、飼育や入手が簡単で体も早く大きくなることに注目。国内有数の金魚の産地、愛知県弥富市の養殖業者の協力で金魚の突然変異体を収集した。その中から、透明度の特に高い個体を選び出して掛け合わせ、約2年かけて、内臓が透けて見える金魚をつくり出した。

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うーん、医療機関で働くものとしてはこういう研究が大切なのはとーってもよくわかるのですが、写真付のこういった記事を見るとやっぱり素直にすばらしい研究だとは言いがたいです。この金魚がせめてほかの金魚と同様に長く生きれたらいいなぁって思います。ペット化するのだけはやめてほしいですね。



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Posted by あや3155 at 13:49 │Comments(0)サイエンス
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